2004.2.27(金)
雪のち曇り
岐阜県東加茂郡足助町 中馬街道
足助(あすけ)は 太平洋と中部山岳地帯とを結ぶ 交通の要地として栄えてきました。
三河湾でとれた塩を、信州に運ぶル−トであった為【塩の道】と呼ばれています。
塩の運搬には馬が使われ、塩をはじめとする物資の運搬に従事したすべての人々は「中馬(ちゅうま)」と呼ばれ
「中馬」が多く行き交った事から「中馬街道」と呼ばれる様になりました。
又 お雛様は120軒以上の民家や商店の軒先に3,800体も飾られています。
足助には福祉観光という考え方があって、観光は福祉につながるというものである。
地域は多様なので、いろんな形でいろんな分野に結びつくことをしないといけない。
そうして結びつけていくと、新たな文化の掘り起こしになったりする。
しかし、これは縦割りでやると限界がある。
空き店舗活用も同じで、空き店舗の解消につながると同時に、
お婆ちゃんの生きがいにもなるし、観光にもなるし、文化にもなる。
というように、横断的に様々な効果につながるように展開することによって面白味が増す街づくりを展開しています。
雪の朝にビックリしたこの日。朝10時、もし雨になったらお雛様は日を改め、温泉でも行きましょうと出発。
1時間15分で着いた頃には太陽も♪でも、すぐ曇ったりして寒かった〜〜〜。
一昨年の秋、紅葉狩りに行った頃とは違った風景。
朝方雪が降ってたので、もしや雪景色にお目にかかれるか!と思ったけど・・・融けた(笑)
ここから始まる(ちゅうまのおひなさん)
手作りの案内板に温かみを感じます。。
【西町界隈】
初めに目にした大正7年頃のお雛様。 個人のお宅の飾り窓から覗けます。
こちらも大正時代。土びなと共に。。 着物を解いて作られたタペストリーは色気を漂わせる日本美人。
ここに住まわれるお婆ちゃんの遠い面影?
源氏雛の繊細な作りと、和室を開放した菜の花が春を招きます。。
11時半。今、席を取っておかないと満員になるし、お目当ての【雛御膳・1,200円】が売り切れては大変だと(笑)
散らし寿司・切干大根が乗ったお蕎麦・フキノトウの天ぷら・お漬物・干し柿・大豆の味噌漬け
案の定御膳が運ばれてくる頃は長打の列!
集めて壁に掲げてあった【コカコーラの王冠】 懐かしい〜〜〜と思う人・・・いる?(^_^;)
【新町界隈】
お腹いっぱいになって、安心して散策開始(笑) 竹雛も可愛かったわ〜。
途中で見つけた【鮎の塩焼き】 この時期の鮎って・・・「冷凍だから、美味しくない」と友人が・・・(笑)
民家の玄関先、吹き抜けになった天井は綺麗に飾られて。。。
お庭の木にミカンやリンゴ。 メジロが来ないかな〜と待ってたら。。。飛んできたよ♪♪
マンリン小路と呼ばれる先には、TVでも紹介されたお雛様が。。
とりあえず登場(笑)
見慣れたお雛様と違って・・・何が違うと思う?
書かれてあるように【御殿飾り】 それは男児用に作られた雛飾り。昔は男児用もあったのです!
ここで・・・ワンちゃんもモデルとして登場♪
二匹とも見られることに喜びを持つかのように、オスマシ。。。
蛤で出来たお雛様。。。 ちりめんで出来たお重。。。美味しそう(笑)
【本町界隈】
何気に通り過ぎて振り向いたら! 猪の皮が干してある〜〜〜〜。 メス 95k
触ったわ(笑) 臭いも嗅いだら、生臭かった〜〜〜(>_<)
【田町銀座】
左は【中馬館】元銀行?と思われる建物。大きな金庫室の中にドッシリと。。
右は、昔この町唯一の百貨店であったお宅。 奥に広がる庭園も素晴らしかったです。
なんと江戸時代の雛人形
姿形はもとより鮮明に残る色彩に目を奪われました。
一通り見終わった路地。。。ほっとひと息出来るように。。。火鉢のぬくもりも演出効果を盛り上げています。
露店では可愛らしい雛たちが並んで。。。 あら?見覚えあるお二人さん?(笑)
春夏秋冬
四季を味わいながらの小さな旅。。。
今日もお付き合いありがとうございました。
又。。。春に。。。
。。。マリヤン。。。