2005年5月13日(金)
八橋のかきつばたは、平安の歌人“在原業平”が
「からころも きつつなれにし つましあれば はるばるきぬる たびをしぞおもふ」
と、句頭に「かきつばた」の5文字をいれて詠んだように
伊勢物語の昔から知られるかきつばたの名勝地です。
敷地面積約13,000u、16の池(5,000u)に約3万本の「かきつばた」が植えられています。
かきつばたまつりは、歴史も古く約45年前から行われており、
期間は4月27日から5月26日までで、全国から約25万人程の観光客が訪れます。
無量寿寺
名勝八橋の中心となる寺で、現在臨済宗妙心寺派に属しています。
寺伝によれば奈良時代の慶雲元年(704)の創立といわれています。
その後、文化9年(1812)方巌売茶(ほうがん ばいさ)翁により再建が行われ、杜若庭園もこの時完成しました。
境内には八橋史跡保存館があり、
八橋かきつばたの歴史と文化及び在原業平や
方巌売茶竹製笈(県指定文化財)など数百点の文化財が保存されています。
寺の正面左側にススキの囲い『ひともとすすき』
謡曲「筒井筒」の故事にならって植えられたと伝えられています。
このススキの葉を片手で結ぶと願い事がかなえられるという言い伝えから、縁結びのススキと言われています
杜若姫は小野中納言篁の娘と伝えられ、東下りの在原業平を恋い慕って、やっとこの八橋の逢妻川まで追いついたが、
その時すでに八橋を立ったあと・・・
心を得ることが出来ず、悲観の余り逢妻川に身を投げて亡くなられたそうです。
猫のお昼寝を邪魔しないように。。(笑)
無量寿寺をぐるっと囲むように大小数16個の池が点在し
”心”という文字を形どった「心字池」の様式をよく残しています。
澄み切った青空にモミジの新芽が眩しいほどに輝いて。。。
橋がかけられた池は風情がありますね。。
駐車場の左に資料館があり、その庭も素晴らしいということで見せて貰いに行きました。
人工的な作りですが、整備されていて『杜若庭園』として知られています。
茶室もも設けられ、祭事に使われるそうです。
この場所はミスユニバースが写真を撮ったところとか。。
んじゃ私も。。。(笑)
ということで、思い立って走った甲斐がありました。
皆様も是非お尋ねになってくださいね。。。
知立市八橋町寺内61−1
名鉄三河八橋駅下車徒歩5分
知立市観光協会(0566)83−1111
無量寿寺 (0566)81−4028